レーザーを利用した「監視装置」「探知装置」の、レーザー発振装置を開発・製造しています。
短パルスレーザーを照射し、露光タイミングをナノ秒オーダーで遅延同期させた撮像器で、2次元画像を撮影する装置です。(=レンジゲート制御)
レーザー光を数ナノ秒間、照射・照明し、撮像装置のゲートタイミングを同期させるため、コントラストの良い標的画像が撮影可能です。
撮像装置のゲートタイミングを遅延させる事により、指定された距離での撮像が可能です。また、降雨・降雪・霧中の夜間撮像も可能です。
レーザー発振装置は、長期の艦船搭載(巡視船・掃海艦)で、運用実績を積んでいます。
■ 納入先:三菱重工業株式会社
レーザーを照射・照明し、撮像器で2次元画像を撮影する装置です。
ドローンに搭載できるよう、超小型・軽量に設計しています。
赤外カメラでは不可能な“ガラス越し”の撮影が可能です。
赤外カメラではズーム時、光量不足で標的が不鮮明になる場合がありますが、
レーザーカメラは標的をレーザーを照明にするため、より鮮明になります。
■ 納入先:三菱重工業株式会社
高出力レーザーで、飛翔体を迎撃する、指向性エネルギー兵器(DEW :Directed energy weapon)です。
レーザーキャノンは開発ステージにあり、課題は「主レーザーの出力増大」と「照準システムの高速化・高精度化」です。
当社は照準用レーザー発振装置を開発しました。
■ 納入先:防衛省 電子装備研究所